阪竹行政書士事務所
著作権

同人ゲーム・アプリの利用規約づくりを依頼したら

公開 2026.10.08更新 2026.10.08 著者: 阪口智紀(行政書士)

自作のゲームやアプリを公開するとき、「二次創作ガイドライン」や「利用規約」を整えたいけれど、何をどう進めればいいのか分からない——そんな方向けに、依頼してから受け取るまでの一般的な流れを整理します

こんな場面で依頼されることがあります

以下はあくまで一般化した想定例です(実際の個別のご依頼内容ではありません)

ご依頼から受け取りまでの、一般的な流れ

  1. 初回のご相談:どこまで自由に使ってほしいか、逆に困るのはどんな使い方かをヒアリングします 「厳しくしすぎない/緩くしすぎない」バランスの相談から始まることが多い工程です
  2. 論点の整理:非営利・営利の線引き、改変の可否、二次創作物の販売可否、クレジット表記の要否など、決めるべき項目を洗い出します
  3. ドラフト作成:整理した内容をもとに、読みやすい形の規約・ガイドライン文案を作成します
  4. すり合わせ:文案を確認いただき、表現の調整や項目の追加・削除を行います
  5. 納品:確定した文案をお渡しします 公開時の掲載方法(公式サイト・ゲーム内・配布ページ等)のご相談にも対応します

想定ケースで見る、依頼の中身

以下はいずれも説明のための架空の想定例です

ケース1:同人ゲームの二次創作ガイドラインを作りたい

ファンアート・実況動画・グッズ化それぞれについて、認める範囲を整理する場面です 「個人の非営利範囲は歓迎」「法人名義の商用利用は要相談」のように、場面ごとに扱いを分けて明文化することが多く、既存の二次創作ガイドラインの考え方を土台にすり合わせます

ケース2:個人開発アプリの利用規約を用意したい

公開前のアプリについて、免責事項・禁止事項・退会や利用停止の扱いなどを整理する場面です ボリュームを詰め込みすぎず、利用者が実際に読む前提の長さ・言葉遣いに調整することを意識します

ケース3:キャラクターの利用ガイドラインを新たに作りたい

自作キャラクターを他のクリエイターにも使ってもらいたいが、収益化の可否で線引きしたい場面です 「グッズ化は事前申請制」「配信・動画は自由(クレジット表記のみ依頼)」のように用途ごとに条件を分ける設計を一緒に検討します

規約づくりで、あらかじめ決めておきたい論点

論点考えるポイント
非営利・営利の線引き個人の趣味利用と、収益が発生する利用をどこで分けるか
改変・二次創作の可否設定やキャラクターの改変、パロディをどこまで許容するか
禁止事項誹謗中傷・反社会的表現・ブランドイメージを損なう利用等の扱い
クレジット表記表記が必須か任意か、表記の書式
変更時の周知方法規約を後から変更する場合、どう告知するか

よくある質問(FAQ)

Q. テンプレートをそのまま使うのとの違いは何ですか?

A. 汎用テンプレートは分かりやすい反面、作品・サービスの実情に合わない条項が含まれることがあります 実際の運用イメージに合わせて項目を選び、表現を調整できる点が異なります

Q. 規約に違反した人への対応も依頼できますか?

A. 交渉や紛争対応(警告書の送付を含む具体的な権利行使)は事案により弁護士の領域となる場合があります 規約の作成・整理のご相談は承っており、必要に応じて弁護士をお探ししておつなぎします

Q. 完成までどれくらいかかりますか?

A. 論点の数やすり合わせの回数により異なるため、ご相談時に見込みをご案内します

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